本記事では、43歳で妊娠した女性が妊活中に実践していたことを紹介します。

- 40代だし、妊娠は無理なのかな…
- でも40代でも妊娠している人はいるし、諦められない
と思っていませんか?
女性は35歳を過ぎた頃から卵子の質が低下し、40代に入ると妊娠率は急速に下がります。
一方で、晩婚化が進む日本では不妊治療の進歩も相まって、高齢妊娠、高齢出産の数は右肩上がりに増加し、40歳以上で出産する人の数は20年前の約4倍になっています。
ただし、当たり前ですが誰もが簡単に妊娠に至るわけではありません。
高齢で妊娠した方の多くは少しでも妊娠率を高めるために、ライフスタイルを見直したり、体質改善に励んだりと様々な努力をしています。
本記事では、実際に私が診ていた患者さんを参考に
- 43歳で妊娠した女性が妊活中に実践した7つのこと
- 43歳で妊娠した女性は、なぜ妊娠できたのか
について、解説していきます。
「妊活に希望が持てない」という方は、是非本記事を参考にしてみてください。
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43歳で妊娠した女性が妊活中に実践したこと

この方は、5年間の妊活の末、43歳で赤ちゃんを授かりました。
現在妊活中の方は、上手くいった人の行動を真似ることから始めてみましょう。
妊活① 玄米菜食の食事
玄米は白米と比べて、ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。
また食物繊維も多いため、白米よりも炭水化物の吸収が遅く、食後血糖値の上昇を抑えてくれるというメリットがあります。
ご飯の他は、お味噌汁と野菜中心の食事。
この方の場合は、醤油や味噌、塩などの調味料は自然由来で無添加のもの、砂糖は精白されたものではなく甜菜糖を使うなど、調味料にもこだわっていました。
ただし、玄米菜食はたんぱく質や鉄分など、妊娠に不可欠な栄養素が不足しやすくなるので注意しましょう。
妊活中の方は、卵や肉、魚もバランスよく食べるように意識した方が良いと思います。
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妊活② 布ナプキンの使用
市販の紙ナプキンには、吸収性や脱臭作用を持つ様々な成分が含まれていますが、これらは身体に害をもたらすことをご存知でしょうか。
石油や塩素を原料とする有害成分は膣や子宮に蓄積され、不妊症を引き起こす要因になると指摘されています。
一方、布ナプキンにはそのようなリスクは一切ありません。
妊活中の女性だけでなく、生理痛や生理不順がある方にもオススメです。
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妊活③ 整体
妊活の基本は、妊娠体質になるための身体づくりです。
美味しい作物を育てるためには土壌づくりから始まりますが、これと同じですね。
無農薬で育てた作物は自然の甘さが引き立つように、人間の身体づくりもできるだけ自然な形で行うのが理想です。
整体は、副作用を起こすことなく身体の自己治癒力を高めてくれます。
軸となる背骨や骨盤の歪みを正し、子宮環境やホルモンバランスを整えることは、妊娠体質に近づくための手助けとなるでしょう。
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妊活④ 断酒
元々はお酒が大好きな方でしたが、妊活すると決めてからはキッパリと止めたようです。
妊活中のアルコールに関しては、時々軽く飲む程度であれば影響はないと思いますが、この方の場合は「飲酒は一切しない」という強い覚悟がその他の行動にも反映されていたように感じます。
妊活中は、出口の見えないトンネルのように、なかなか先が見えず希望を失ってしまうときもあるでしょう。
そんなときでも、強い覚悟を持った人は暗闇の中を手探りで進んでいきます。
断酒というよりも、その覚悟を持つということに意味があるのではないでしょうか。
妊活⑤ 友人の子どもを抱っこする
胎内記憶で有名な産科医の池川明先生は、
赤ちゃんが欲しい人がいたら、生後3ヶ月の赤ちゃんを30分抱っこすることを伝えてあげてください。3ヶ月後に妊娠しますよ。
と言っています。
実はこれを実践してから妊娠したという人が、結構いるんですよね。
このときのポイントは、「自分の子どもだと思って抱っこすること」です。
子どもが欲しいと思っていても、潜在意識では「五体満足だったら欲しい」「男の子だったら欲しい」と条件付きで望んでいる場合があります。
赤ちゃんを抱っこすると、そうした潜在意識に変化が起こり、子どもを全面的に受け入れる準備が整うのです。
この方は、友人の赤ちゃんに会う機会を意識的につくり、抱っこさせてもらっていたといいます。
生後3か月というのは、首がすわり人見知りをしない時期という意味ですが、もちろんそれ以外の月齢の赤ちゃんでも良いでしょう。
託児所などでアルバイトやボランティアをして、日頃から赤ちゃんや子どもと接するのも良いと思います。
妊活⑥ 妊娠・出産関連の本を読む
妊活中の方は、不妊症を克服した人のブログや本をよく読んでいますが、この方は妊娠・出産にまつわるエッセイや本をたくさん読んでいたようです。
両者には、不妊症に意識を向けるか、妊娠している状態に意識を向けるかという大きな違いがあります。
もちろん、妊活に必要な情報収集をすることも必要ですが、「不妊症」ということにフォーカスしすぎるのは良くありません。
以下は、妊娠・出産に関連するオススメの書籍です。
- 『きみは赤ちゃん』/川上未映子(著)
- 『子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた。』/池川明(著)
- 『大丈夫やで』/坂本ふじヱ(著)
- 『あなたのお産が幸せなものでありますように』/いろは出版
つわりや出産の大変さが事細かに描かれているものもありますが、「妊娠・出産」を自分に当てはめてイメージすることでポジティブな気持ちになりますし、新たな気づきや学びが得られると思います。
妊活⑦ 子宝神社に行く
全国には子宝にご利益がある神社がたくさんあります。
水天宮や広島県の厳島神社などは非常に有名ですが、まずは地元の子宝神社に足を運んでみましょう。
「参拝した後に子どもを授かった」という嘘のような本当の話はよく耳にしますが、この方も妊活中に夫婦でお参りに行ったそうです。
そして可能であれば、戌の日に合わせて行くとよいでしょう。
犬は古くから安産の象徴であり、戌の日に参拝すると安産や子宝にご利益があるといわれています。
「43歳で妊娠」は可能!大切な考え方とは

妊活の基本は体質改善ですが、同時にマインドセットも大切です。
「妊娠したい」という希望ではなく、「自分は子どもを授かるんだ」と確信すること。
似ているようですが、全く違います。
「妊娠したい」という希望の裏には、「でも、本当にできるかなぁ」というネガティブな感情も付きまといます。
一方、確信するということは、すべてをポジティブに捉えて行動することができ、何より地道な努力を継続するエネルギー源となるのです。
本記事の女性は、この点において圧倒的でした。
この強い思いが具体的な行動を引き起こし、43歳で妊娠という結果につながったのだと思います。
妊活は、すぐに結果が出るわけではありません。
努力が報われないことだってあります。
ですが、この女性が実践したように、妊娠率を高めるためにできることはたくさんあります。
まずは、成功した人の行動を真似ることから始めてみてはいかがでしょうか。
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