なぜスピリチュアルでは病気を解決できないのか?【注意すべき3つの落とし穴】

スピリチュアルで病気が改善しない理由身体の不調
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  • スピリチュアル的に考えると病気はどんな意味を持つの?
  • スピリチュアルってなんか怪しい…
  • ヒーリングの効果ってどうなんだろう
  • スピリチュアルで病気はどこまで治るの?

本記事は、こんな疑問を持つ方に向けて書きました。

数年前からスピリチュアルや精神世界に興味を持つ人が増え、メディアでもしばしば取り上げられていますね。

特に女性は繊細で感覚的な生き物であるせいか、男性よりも目に見えない世界について関心を抱く傾向にあり、どっぷりとその世界にハマる人も少なくありません。

体調を壊したとき、病気を患ったときも、スピリチュアル的な観点から病気の原因を探り、ヒーリングなどの治療を試みる人もいますよね。

そもそも人間は物理的な肉体と霊的なエネルギーを包括した存在ですから、感情やストレス、マインドが身体に影響を及ぼすことは間違いありません。

ただ、すべての病気をスピリチュアルで解決しようとするのは無理があります。

本記事では、上記のツイートと掘り下げて

  • スピリチュアルで病気を解決できない理由
  • スピリチュアルが有効に働くケース

について解説します。

スピリチュアル的思考は人生を豊かにしてくれる反面、目に見えない世界だからこそある種の危うさを抱えています。

本記事を通して、この曖昧な世界の話とどう向き合っていくべきなのか、病気という観点から考えてみましょう。

なぜスピリチュアルでは病気を解決できないのか?【4つの問題点】

なぜスピリチュアルでは病気を解決できないのか?

まず最初に、本記事ではスピリチュアルを否定するつもりは全くありません。

むしろ、霊性について思考を巡らせることは幸せに生きるために必要な要素です。

ただし、すべての問題に応用できるかというとそうではなく、当然限界もあります。

特に健康や病気というフィールドにおいては、生命に関わる可能性もあるため、冷静な視点と分析が必要です。

ここでは、スピリチュアルを病気に応用する際の4つの注意点について説明します。

霊性だけで身体構造を変えるのは困難

私たち人間は、物理的な肉体(身体)と霊性(精神・エネルギー)という構成要素から成り立っています。

人間は霊性と肉体でできている
人間は霊性と肉体を併せ持った存在

肉体は目に見えますが、霊性は目に見えないためイメージがしにくいかもしれません。

簡単にいうと、その人の思考やマインド、感情、精神的なストレスです。

肉体と霊性は相互に影響を及ぼし合いうため、

  • 職場の人間関係のストレスが原因で、胃潰瘍になった(霊性⇒肉体)
  • 腰痛を発症してから、気力が失せた(肉体⇒霊性)

というように、霊性の問題は肉体に、肉体の問題は霊性に波及します。

スピリチュアルな観点から病気を治すということは、この相互作用を用いて、「霊性に変化を起こす⇒肉体に生じている病気を改善する」という考えがベースになっているんですね。

coto
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具体例として、腰痛を挙げてみましょう。

腰痛持ちの人は、骨盤のズレや歪み、背骨の炎症、神経の狭窄など、身体構造の一部が破綻した結果として、腰の痛みを感じます。

それに対して、ブロック注射をしたり、徒手的に骨格を調整したりするのが、物理的な肉体への治療です。

一方スピリチュアルでは、腰痛が生じた原因を自身の精神性や思考に求め、時には過去世(前世)に遡って、解消しようとします。

そうすれば肉体のエネルギーも循環し始め、腰痛が改善するという理屈ですね。

しかし、霊性の問題が解決したからといって、本当に物理的な肉体構造(上の例でいえば骨盤の歪みやズレ、背骨の炎症)にまで変化を起こせるのでしょうか。

残念ながら現実的にはそんなことは不可能ですし、科学的にも証明はされていません。

霊性が肉体に及ぼす影響は限局的ということです。

ただし、骨格を変化させるのは無理でも、細胞の活性化や血流の促進といったミクロな変化を起こすことは可能かもしれません。いずれにせよ、霊性が肉体の問題を大きく変えるには限界があるという話です。

スピリチュアルが好きな人にしか通用しない

スピリチュアルでは、以下のように症状には何かしらのメッセージがあると考えます。

症状の意味
  • 感染症:物質化した葛藤がある。葛藤から逃げると感染症になる。
  • アレルギー:物質化した攻撃性。自分の中の攻撃的をどう処理しているか?
  • 消化器系の症状:感情の抑圧。怒りを溜め込んでいないか?
  • 目の症状:自分の中に目を背けたいものはないか?見たくないものは?
  • 頭痛:自分の考えに固執している。柔軟な思考はあるか?
  • 腎臓の症状:パートナーといまくいっていない。相手に不満はないか?

【参考文献】

まず率直に、あなたはこれを見てどう思いましたか?

  • たしかに、言われてみるとその通りだ!
  • 偏頭痛があるけれど、症状が出るのは考えが凝り固まっているときかもしれない
  • 当てはまらない人もたくさんいると思う
  • 誰もがどこかで葛藤を抱えているし、感情を抑えているから信憑性がないのでは?

色んな意見があると思いますが、大きく分けるとしたら「信じるか」「信じないか」ですよね。

ここで重要なのは、スピリチュアルで病気に対処するとき、効果が期待できるのは前者の人たちだけということです。

「信じる者しか救われない世界」といえば伝わりやすいでしょうか。

でもそれって、一般的な医学にもいえることじゃないの?「病は気から」なんて言葉もあるし…。

確かにそうです。

「この治療を受けたら治る」と確信している人の方が、治癒力が促進され快方に向かう確率は高いでしょう。

ただ一般的な医学では、手術にしても薬にしても徒手療法にしても、すべて肉体に働きかけます。

そのため、心の中では「本当に治るのだろうか」と思っていても、物理的に肉体に操作が加わることで治癒するケースはたくさんあるのです。

一方、スピリチュアルでは霊性にアプローチし、肉体に直接関与することはありません。

自分の在り方やマインドの質を高め、霊的なエネルギーを循環させることで、病気が治るという考え方ですね。

こういった変化を起こすためには、「元々スピリチュアルが好き」「スピリチュアルを信じている」という霊性を持っていることが大前提となります。

反対に、目に見えない世界は全く信じないという人は、いくらヒーリングを受けても効果は期待できないでしょう。

そもそもヒーリングの目的は「治療」ではなく「癒し」

ヒーリングは、ヒーラー(施術者)が対象者との間に入って霊界のエネルギーを送り込むことで、対象者の悩みや問題を解決します。

ヒーリングとは

良質なエネルギーを対象者に送り、心と身体の健康を回復させるサポートをするということですね。

ここで注意すべきは、そもそもヒーリングは「治療」ではなく「癒し」を目的としているという点です。

両者の違いは何かというと、治療は病気を治すのに対し、癒しは心身のリラックス効果を得るための行為。

つまり、本来のヒーリングの対象は病気にかかった人ではなく、

  • 疲れている
  • やる気が出ない
  • ネガティブな感情が溜まっている

といった精神的、感情的なストレスを抱えている人が対象なのです。

にも関わらず、何にでも通用するかのように医療や病気という概念にも踏み込んでしまうと、おかしなことになってくるんですね。

ヒーラーの質の問題

4つめの問題点は、施術者側の質です。

実は、ヒーラーと呼ばれる人たちの中にはかなり怪しい人もいます。

スピリチュアルが実態のない世界ですから、対処法も当然目に見えない世界での施術となります。

受けたことがある方はわかると思いますが、基本的には身体に触れずに、触れたとしても軽く手をかざす程度です。

つまり悪い言い方をすれば、誰もが「やっているフリ」をできてしまうんですね。

以下に、ヒーラーを見極めるポイントを挙げます。

怪しいヒーラーの特徴
  • 施術代が明らかに高額、または高額な商品を売りつける
  • やたらと「宇宙」「メッセージ」「エネルギー」という言葉を使う(すべて目で見えない世界で対処しようとする)
  • 「何でも治せる」「どんな人にも効果がある」と言う
  • 「○○しなさい」と上から目線でものを言う
  • 「〇〇しないと幸せにはなれませんよ」などと不安を煽る
  • 派手な服装でアクセサリーをたくさん身に着けている

私の身近にも、何十万という高額な水晶や絵を買わされたという人がいますが、本当に能力のあるヒーラーは絶対にそんなことはしません。

持って生まれた霊的能力がある人は、自分の能力を隠したがる傾向にあり、謙虚で地味です。

スピリチュアルが「怪しい」「オカルト」と言われる背景には、上記のような詐欺まがいの人がたくさんいるという現実があります。

スピリチュアル的思考のメリット

スピリチュアル思考のメリット

病気に対してポジティブに向き合える

とはいえ、スピリチュアルで救われるケースもたくさんあります。

病気や症状の意味を考えることは、

  • 自分という存在に真正面から向き合う
  • 病気をマイナスと捉えなくなる
  • 病気を機に自分を見つめ直すことができる

というように病気を否定するのではなく、受け入れることにつながります。

また、「この症状は何を表しているのか」と自分自身と対峙することは、人生を豊かに生きる上で大切な要素でもあります。

病気に対してポジティブに向き合うきっかけになるという意味では、スピリチュアル的な病気観にも一定の価値があるといえるでしょう。

感情の問題が強い場合には有効

スピリチュアルが有効に働くケースとしては、

  • うつ病
  • 不眠症
  • パニック障害
  • 気力が沸かない
  • 自分に自信が持てない

といった精神的、感情的な問題を抱えている場合です。

下図のように霊性のエネルギーが低下し、肉体とのバランスがとれていない状態ですね。

霊的エネルギーが停滞している状態
霊的エネルギーが停滞している状態

このような場合は、ヒーリングによって霊界からのエネルギーを充電してもらうことで、心身の回復につながる可能性があります。

ただし、あくまで

  • スピリチュアルを信じていることが前提
  • ヒーラーを見極める必要がある

ということを忘れないでください。

スピリチュアルを病気改善にどう生かすか

スピリチュアルを病気改善にどう生かすか
まとめ
  • スピリチュアルで肉体に変化を及ぼすには限界がある
  • そもそもヒーリングの目的は「病気の治療」ではない
  • ヒーラーの質はピンキリなので、見極めが必要
  • スピリチュアルは、精神的・感情的な問題に対しては有効

結論としては、すべての症状に対してスピリチュアルで対処するのではなく、物理的・現実的な部分でのアプローチも必要ということです。

オーラやエネルギーといった目に見えない世界については、科学的にも証明されています。

しかし、私たちは肉体という物質的な要素で構成されている以上、それだけでは解決できない事象も大いにあることを忘れないでください。

スピリチュアルのメリット、デメリットを理解し、自身の健康や生き方にうまく活かしていきたいですね。

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