本記事は、
こんな悩みを持つ女性のために書きました。
人見知りで内気な性格の人は、コミュニケーションが苦手という意識が強く、気になる人がいてもなかなかアプローチすることができません。

- あの子みたくもっと積極的になれたらなぁ
- どうすればこの性格を直せるんだろう
と、自分の内向性に嫌気がさしている方も多いのではないでしょうか。
でも、残念ながら持って生まれた性格は簡単には変わりません。
というより、変えようと努力してはいけないのです。
内向的女子の恋愛が成就する秘訣は、自分の性格を受け入れ、内向的ゆえの強みを生かしたアプローチをすること。
これに尽きます。
本記事では上記のツイート内容を掘り下げ、
・内向的な人の方が実は恋愛に向いている理由
・内向的女子が恋愛をする上で知っておくべきポイント
について解説します。

自分に自信が持てない、好きな人に積極的になれない、という女性は是非読んでみてください。
内向的な人の方が実は恋愛に向いている

なぜこのような記事を書いているのかというと、何を隠そう、私自身が内向的人間だからです。
私は運よく今の夫に拾われて幸せな暮らしをしていますが、10代、20代の頃は自分の性格に全く自信が持てず、恋愛でも仕事でも完全に受け身の態勢でした。
でも、よくよく考えてみると、実は内向的な人の方が恋愛に必要な素質をたくさん持っているんですよね。
特に、
・一人の人とじっくり向き合うのが得意
・誠実で軸がブレない
という部分は内向的人間の強みであり、恋愛において不可欠な要素です。
一人の人とじっくり向き合うのが得意
この記事を読んでいるあなたは、「自分はコミュニケーションが苦手」と思っていませんか?
でも、本当にそうでしょうか。
内向的な人の特徴として、「大勢の中で喋るのは苦手だけれど、1対1の場面であれば不思議と会話ができる」という側面があります。
私も結婚式のパーティーなどで人と話すのは苦手ですが、1対1の状況で会話する分には全く苦手意識はありません。
むしろ、じっくりと一人の人と向き合う時間は、等身大の自分で楽しむことができます。
コミュニケーション能力というと、「誰とでもすぐに仲良くなれる能力」「初対面の人とも物怖じせずに話すことができる」というニュアンスで捉えられることが多いのですが、本当のコミュニケーションとは、「お互いにありのままの自分で通じ合うこと」です。
内向的な人は、1対1の状況であればそれが可能なのです。
さらに
- 相手の話をよく聞いている
- 観察力がある
- よく考えてから口に出す
という元々の素質もあるため、対人関係での余計なトラブルが少なく、真正面から向き合えば相手と心を通わせやすいといえるでしょう。
誠実で軸がブレない
内向的な人は、
- 慎重
- よく考えてから行動する
- 納得しないとやらない
といった性格を持っています。
いわゆる、石橋を叩いて渡るタイプですね。
ネガティブに捉えるなら「優柔不断」「考えすぎ」「行動が遅い」とも言えますが、裏を返せば「誠実さ」「信用性」につながります。
これは人と関係を築く上で非常に重要な要素であり、恋愛関係が長く続くポイントでもあります。
一旦恋愛関係に発展したら、ちょっとやそっとじゃブレません。
また、ゆっくりと時間をかけて関係性を深めていくタイプなので、倦怠期やマンネリも少ないでしょう。
こう考えてみると、内向的な人も案外恋愛に向いていると思いませんか?
パートナー探しのために知っておきたい5つのこと

次に、内向的な女性が恋愛する上で知っておきたいポイントを説明します。
この5つを抑えておけば、あなたの恋愛は今よりもずっとスムーズに動き出すはずです。
ただし、これから述べるのはすぐに使えるような小手先の恋愛テクニックではありません。
その意味では一見遠回りに思えるかもしれませんが、良好な人間関係を築くためにはとても大切な要素だと思います。
では、一つずつ説明していきます。
①内向的な性格を受け入れる
内向的人間にとって一番重要なのは、自分の内向性を認め、受け入れることです。
根拠は2つあります。
まず1つに、性格は簡単に変えられるものではありません。
外向的になりたいと思ってなれるのなら、あなたはこの記事に辿り着いていないはずですよね?
持って生まれた素質を変えようとするのは、本来の自分に蓋をするようなものです。
自分の内向性を閉じ込めて得られるものは、あなたが望んでいる外向性ではありません。
違和感やストレス、そして結局は何者にもなれないあなたです。
2つめに、本来は内向的な人の方が恋愛に向いていますから、そもそも性格を変える必要がありません。
もしも今までの恋愛が上手くいかなかったのなら、
- あなた自身が内向性の強みに気付いていない
- 内向性をプラスの方向に伸ばせていない
という可能性が高いです。
まずは、
- 内向的な自分を受け入れる
- 内向的な方が恋愛には有利
ということを理解しましょう。
②外向的になろうとしてはいけない
外向的なAちゃんは、気になる男性に猛アタック。
彼の隣を常にキープし、自分からLINEをして食事に誘ったりと積極的です。
それを見たあなたはどう思うでしょうか。

- 私もAちゃんみたいにもっとアピールした方がいいかなぁ
- LINEは得意じゃないけど、連絡してみようかなぁ
と、Aちゃんの戦略をマネしようとしたり、どうしたら積極的になれるかと考えたりしていませんか?
繰り返しになりますが、内向的な人が一番やってはいけないのは「外向的になろうとすること」です。
Aちゃんは元々外向的な性格だからこそ、自分からガンガン攻めることができるであって、内向的なあなたが同じような行動をしたからといって上手くいくわけではありません。
内向的な人には、内向的にしかできない恋愛戦略があるのです。
③自分を表現できる場所で表現する
では、内向的な人の恋愛戦略とはいったい何でしょうか。
ポイントは、「自分という人間をどうさらけ出すか」です。
パートナーと結ばれるには、ありのままの自分を好きになってもらう必要がありますよね。
そのためには、自分が表現できる場所で自分を表現するということが一つのカギになります。
内向的な人は、無意識のうちに「自分の意見や主張がない=アピールできない=恋愛が苦手」という思考を持っています。
でも、本当に自分の意見がないのかというと、そうではありません。
厳密にいえば、
- 意見はあるけれど、ちゃんと自分の中で整理がつくまでは口に出さない
- 頭の中では深い思考をしているが、それを口に出すのが苦手
- 他人にどう思われるかを気にして言えずにいる
というパターンが多いように思います。
実際に私もそうでした(というか今もそうです)。
ただ、そんな私でもSNSやブログではありのままに自分を表現することができます。
頭の中で考えてから言葉として表出する方法が、自分にとっては合っているのだと思います。
自分が表現できる場所はどこなのか?
一度、自分自身に問いかけてみてください。
④好きなことに打ち込む
自分をさらけ出す手段は、話すことや書くことだけではありません。
好きなことに打ち込むというのも、自分を表現する立派な方法です。
料理や音楽、スポーツ、アウトドアなど、何か一つで良いので、好きなことを見つけて没頭しましょう。
というのも、内向的な人は
- 自分の好きな分野に対してはとことん突き詰める
- 興味のある話題になるとよく喋る
という特徴があるからです。
つまり、自分の得意分野を極めることで、内面が磨かれる上に話題づくりにもなり、必然的にコミュニケーション能力が引き上げられるのです。
例えば料理であれば、「あの人は本当に料理が好きだよね」と周囲に「料理好き」のレッテルを貼られるレベルまでとことんやりましょう。

ちなみに私は旅行が大好きなので、20代の頃は暇さえあれば国内・国外問わずに旅をしていました。
会社員の頃は「また有給とって旅行か」と同僚に嫌味を言われたりもしましたが、同じように旅行好きの人とは共通の話題で盛り上がれますし、親近感が沸きます。
そして、好きなことの話であれば不思議と会話に困りません。
自分の趣味や特技を突き詰めると、自分自身がどんどん確立されていきますし、そんなあなたに魅力を感じる男性は必ずいるのです。
⑤「聞き役」「気遣い」のポジションをとる
内向的な女子にとっての恋愛の武器は、
- 聞き上手
- 気遣いができる
という点です。
外向的な人と比べて、お喋りが上手だったり楽しい会話ができるわけではありませんが、じっくりと人の話を聞くことができ、細やかな気遣いができます。
もしも気になる男性がいたら、このポジションを取りに行きましょう。
といっても、特別難しく考える必要がありません。
いつも通り聞き役にまわり、共感するところは共感し、気付いたことがあれば口にするだけです。
男性にとって「一緒にいて楽しい」のほかに、「居心地が良い」「優しい」というポイントも長く関係を続ける上では大切です。
あなたが内向的なのであれば、その特性を生かして「聞き役」「気遣い」のポジションをとりましょう。
まとめ:自分の強みを知って恋愛に生かそう

私は、学生時代からずっと内向的な性格に自信を持てずにいました。
学校生活でも社会に出てからも、「明るくて社交性のある外向的な性格の方が優れている」という風潮があったからだと思います。
でも、色んな本を読んで経験をかさねていくうちに、内向的な自分だからこその強みがあることに気が付きました。
以降は自分の興味と好奇心に従って生きると決め、ようやく自分のことが好きになってきた頃に出会ったのが現在の夫です。
恋愛に奥手な昔の自分に言葉を贈るとするなら、
「内向的でも大丈夫。その強みを生かしさえすれば恋愛でも仕事でもなんでも上手くいくよ」
と伝えたいです。
これを読んでいるあなたも、きっと当時の私と同じような境遇にいることと思います。
どうか、自分のことを嫌いにならないでください。
素敵なパートナーと結ばれることを祈っています。