#不妊治療費が保険適用外っておかしくね というタグが話題になっている件

#不妊治療費が保険適用外っておかしくね妊活
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先日、Twitterを見ていたらたまたま流れてきたタグ。

#不妊治療費が保険適用外っておかしくね

私は、最近出産されたはあちゅうさんのツイートを見て知りました。

たしかにそうなんです。

私は普段、整体師として妊活中の女性と接する機会が多いのですが、経済的な理由で不妊治療を躊躇ったり諦めたりする人は、決して少なくありません。

妊活において、お金は大きな不安要素の一つですよね。

ただ、不妊治療を保険内で受けられることで出生率が上がり、少子化問題が解決するかというと、そう単純な話ではないとも思います。

少なからず現時点で想定できるデメリットはいくつかあります。

本記事では、

  • #不妊治療費が保険適用外っておかしくね についての世間の声
  • 整体師としての私の意見
  • 不妊治療が保険適用になった場合のリスク

について書いています。

coto
coto

このようなテーマについて意見を交わすことが、世の認識を変えていくきっかけになると信じています。妊活中の方も、もちろんそうでない方も、是非読んでみてくださいね。

#不妊治療費が保険適用外っておかしくね が話題

Twitterで流れてきたハッシュタグ

先日発見した「#不妊治療費が保険適用外っておかしくね」というタグ。

検索してみると、現在妊活中の方、不妊治療経験者を中心に実に多くの方がツイートしています。

妊活中の方であれば、誰もが頷く内容ですよね。

女性自身の公式アカウントでも取り上げられていました。

主なツイート内容

「#不妊治療費が保険適用外っておかしくね」のタグ付きツイートの主な内容をまとめてみました。

主な内容
  • 経済的な理由で不妊治療を諦める夫婦はたくさんいる
  • 不妊治療が保険適用になれば少子化に歯止めがかかる
  • 「不妊症は病気ではないから」という理由が理解できない
  • 禁煙外来や肥満外来は保険適用なのに、不妊治療が保険適用外なのが意味不明
  • 今や体外受精で産まれる子どもはクラスに一人以上。もっと社会問題にされるべき
  • 不妊治療が保険適用外ということを知らない人が多すぎ

余談ですが、今回のバズは「レイチェルさん」という方が発端になっているみたいです(たぶん)。

まさに戦略的バズ…!

一人の行動がこうして世間を巻き込んで意思表明をするって、すごいことだと思います。

整体師としての私の意見

不妊症の背景には病気がある

ここからは私の意見です。

「#不妊治療費が保険適用外っておかしくね」のタグを知った直後、こんなツイートをしました。

こんなタグがあるみたい→#不妊治療費が保険適用外っておかしくね

比較的お安く(といっても1~2万)受けられる人工授精は適応範囲が少ない分、妊娠率も低い。体外受精、顕微授精にステップアップすると一回につき数十万…。

保険適用になれば、少子化に歯止めをかける大きな一歩になると思う。

不妊治療が保険適用として認められない背景には、「不妊症は病気ではない」という考えがあります。

これに対する反論は2つ。

一つは、そもそも「病気」という言葉の定義が曖昧であること。

Wikipediaでも、その曖昧さについて触れた上で、

病とは、人間や動物の心や体に不調または不都合が生じた状態のこと。

引用元:Wikipedia

と表記されてます。

これって不妊症も当てはまりますよね?思いっきり不都合生じてますけど?

「不妊症は病気ではなく症候群」という主張もありますが、じゃあ両者の違いは何かというと、これまた明確に定義されているわけではありません。

病気か病気じゃないか、という線引きは非常に曖昧なのです。

そしてもう一つは、「不妊症の背景には何らかの病気が関係している」ということ

100歩譲って「不妊症は病気ではない」にしても、「じゃあなぜ不妊症をきたしているのか」と考えると、そこには子宮筋腫や多嚢胞性卵巣症候群、卵巣嚢腫、子宮奇形などの婦人科系の病気が絡んでいるケースが多くみられます。

これらの病気の治療には保険が適用されるのに、その延長線上にある不妊治療は適用外、というのは理屈としておかしい気がしませんか?

イスラエルでは体外受精が無償で受けられる

ちなみにイスラエルでは、体外受精の費用が国の保険で全額賄われるそうです。

  • 2人の子どもを出産するまでは、無料で何度でも受けることができる
  • 対象は18~45歳の女性
  • 不妊治療中の女性には、年間最大80日の有給休暇が認められている

など、国をあげて妊活中の女性をサポートしています。

そんなイスラエルの合計特殊出生率は3.11。

なんと日本の2倍超です。

この差をみると、少子化対策は産まれた子どものサポートだけでなく、産まれる前の段階から始まっているということがわかりますよね。

coto
coto

日本でも不妊治療が保険適用になれば、少子化に歯止めをかける大きな一歩になると思います。

「そんな理想を掲げるのはいいけど、医療費はどこから捻出するんだ」という声も聞こえてきそうですね。

そうです、問題は国の財源です。

でも、私から言わせれば、そもそも余計なところに医療費をかけすぎなんです。

Twitterにもあったように、禁煙外来こそ病気ではないのだから保険適用外にすべきですし、薬にしても不必要な処方があまりにも多いように思います。

病院で出される抗生物質の半分以上は不要である。

引用元:『あなたの体は9割が細菌』/アランナ・コリン(著)

と主張する医師もいますからね。

ちょっと話が逸れましたが、不要な医療費を削減し予防医学に注力すれば、不妊治療に国のお金をまわすことは十分可能じゃないかと考えています。

不妊治療を保険適用にするデメリット

次に、不妊治療が保険適用になることのリスクについてです。

現状で考えられるのは、以下の2点。

  • 不妊治療の敷居が下がり、妊活が「医療任せ」になってしまうこと
  • 体外受精、顕微授精のリスクを十分に考慮せずに受ける人が増えること

まず、経済面での敷居が下がったことで、妊活が「医療任せ」になってしまう可能性について。

不妊治療が通常の医療行為と同じように3割負担になれば、間違いなく不妊治療実施件数は格段に増えるでしょう。

そのときに、「自分でできる体質改善を疎かにして不妊治療を受ける人」が増えるのではないかということですね。

不妊治療でできるのは、あくまで精子と卵子を受精させるところまで。

そこから子宮内膜に着床するかどうかは、母体の子宮環境に左右されます。

coto
coto

つまり、不妊治療を選択するにしても、前準備としての体質改善は欠かせないということです。

このリスクを回避するためにも、病院として不妊治療を行う3か月前から食事療法や運動療法の指導を徹底する、などの取り組みが必要だと思います。

2つめは、不妊治療のリスクについてです。

実は、

  • 日本の体外受精や顕微授精の成功率は、先進国の中でも非常に低い
  • 不妊治療で産まれた子どもの将来の健康状態については、まだ研究の途中

というように、不妊治療の分野はまだまだ発展途上であり、その有効性や安全性については現時点で十分確保されているとはいえません。

詳しくはこちらの書籍をお読みください

不妊治療が保険適用になると、このようなリスクを把握せずに受ける人が増えるという懸念があります。

病院側は、治療のメリットとデメリットの双方をきちんと説明する責任がありますし、患者はその上で受ける受けないの選択をすべきと思います。

以上、現時点で考えられるリスクについて述べましたが、病院側が対策を練れば十分にカバーできることです。

基本的には、不妊治療は保険適用にすべきという意見に大賛成です。

・関連記事:『不妊治療の妊娠率を高めるためにすべき5つのこと

みんなで声をあげることが世の中を変える第一歩

妊活の苦労は、妊活を経験した人にしかわかりません。

世間には、不妊治療が保険適用外であることすら知らない人もたくさんいます。

しかし、現実問題として日本の少子化は深刻です。

そんな社会を救えるのは、政府ではなく私たち国民一人ひとりの意識ではないでしょうか。

こうしてみんなで声をあげることが、世の中を変える大きな一歩になると信じています。

☟妊活のための体質改善について知りたい方はコチラからどうぞ

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